焼きそばやお好み焼きなどに添えられている紅生姜ですが、
一体これはなんなんだろう?と疑問に思ったことがありませんか?
- 紅生姜の由来
- 本来の紅生姜の色は天然の色素!
- なぜ赤く染めたのか?
紅生姜の雑学についてご興味ある方はどうぞ!
生姜の腐敗を防止するために酢につけたのが始まりとされています。
関西では梅酢に漬けた紅生姜。
関東では甘酢に漬けたガリ。
だそうです。
紅生姜とガリは漬ける液体が違うんですねぇ。
紅生姜は、
- 新しょうが
- 赤梅酢
- 塩
のみでできたとてもシンプルな食べ物です。
お家でもとっても簡単に作れますよ♪
【簡単に手作り!】家庭で手作り昔ながらの紅しょうがの作り方しょうがからできているのはわかったけど、
あの赤色は?体に悪そう!
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
あの赤色の正体は
赤梅酢
赤い梅酢を使って漬けると赤い色の紅生姜ができるというわけです。
赤い梅酢とは、シソが入って赤の色味がついている梅酢のこと。
つまりは天然の色素で染まっているわけなんですね〜!
ちなみに梅酢とは
梅干しを漬けたときにできる副産物です。
しょうがと梅干しを作るときにできる酢、シソの色味、
急にめっちゃ体に良さそうな食べ物な気がしてきましたね!
梅干しを作るときに出てくる酢を利用しているところからも
なんとも知恵のある食品ですね!
先ほど書いた紅生姜は本来の紅生姜で、
市販品のものとなると少し材料が変わってきます。
もちろん赤シソを使った紅しょうがも販売はされておりますが、
人工の着色料が使われているものもありますし、
アカダイコンで着色されているものもあります。
裏面の表示を確認してみてくださいね!
「赤」というところに秘密があります。
赤は食欲を掻き立ててくれる色なんですね!
暖色系は食欲を促進させると言われているのですが、
中でも赤が1番食欲を増進させる色なのだそうです。
焼きそばやお好み焼きの茶色い上に、青のりや紅生姜が乗ると緑や赤の色彩が入って
とても彩りもよく、美味しそうに見えるわけです!
まとめ
今回は紅生姜の由来や色味について掘り下げてみました。
保存をするために梅酢に漬けたのが由来とされ、
梅酢の色が移って赤色に染まった紅生姜なのですが、
その赤色が食欲増進に一役買っているとは、
偶然なのか?狙ってなのか?良い食品ができましたね!